アメリカ 選挙

<米大統領選>次戦サウスカロライナ州はクリントン氏、トランプ氏の勝利かー全州では混戦が続く

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民主党ヒラリー・クリントン氏、共和党マルコ・ルビオ氏、ジェブ・ブッシュ氏といった「主流派」にとって、今後を大きく左右しそうな次のサウスカロライナ州、ネバダ州だが、サウスカロライナ州は、民主党がクリントン氏、共和党がドナルド・トランプ氏が勝利しそうだ。

ブルームバーグが行った世論調査によると、クリントン氏が53%、バーニー・サンダース氏が31%と大きく差が開いている。

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http://www.bloomberg.com/politics/articles/2016-02-18/clinton-strong-in-south-carolina-but-warning-signs-ahead-bloomberg-poll-shows

 

これは、クリントン氏が黒人やラティーノ系の間で支持率が高いことが大きな理由である。サウスカロライナ州で米NBCテレビなどが1月に行った世論調査では、黒人有権者の支持率はクリントン氏が74%、サンダース氏が17%だった。

 

一方、共和党の、サウスカロライナ州での最新の世論調査では、トランプ氏の支持率が36%とトップとなり、2位にテッド・クルーズ氏(17%)、3位はルビオ氏の15%となっている(ジェブ・ブッシュ氏が13%になっているのも注目だ)。

トランプ氏はほぼ全ての層で優勢となっている。また、少し信じがたいが、次期大統領が直面すると想定されるほぼ全ての課題についても、トランプ氏は最も高い評価を受けた。ただ、17日、サウスカロライナ州知事ニッキー・ヘイリー氏がルビオ氏支持を表明し、上記の数字とは結果が異なってくると予想される(関連記事:<米大統領選>ヘイリー知事がルビオ氏を支持)。

 

全州では混戦の模様

しかし、FOXニュースが18日発表した全州を対象にした世論調査では、出馬以来初めて、クリントン氏がサンダース氏を下回った。クリントン氏が44%なのに対し、サンダース氏が47%。だが、他の世論調査ではクリントン氏がリードしている調査結果も出ており、まだクリントン氏の方が優勢に見える。

 

共和党でも、WSJなどが行った全州を対象にした世論調査では、トランプ氏がクルーズ氏に抜かれている。トランプ氏の支持率は前月より7%減り26%となったのに対し、クルーズ氏は8%増の28%で首位に立っている。また、3位はルビオ上院議員の17%で、ケーシック・オハイオ州知事(11%)、元神経外科医のカーソン氏(10%)、ブッシュ氏(4%)と続いている。

 

アイオワ州で勢いが落ちたかに見えたトランプ氏だが、ニューハンプシャー州で1位に返り咲き、勢いを戻している。一方、クルーズ氏の支持も厚い。正直、今後どうなるかが全く見えない大統領選だが、このままクリントン氏、トランプ氏が各党の候補に選出されるのだろうか。そうなった場合、いまの勢いを見る限り、トランプ氏が勝つことも十分現実味を帯びてきたように見える。

 

関連記事:若者からの支持を集める民主党サンダース氏、共和党ルビオ氏

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