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<米大統領選>スーパー・チューズデーはどうなる?各州世論調査結果

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いよいよ明日、各党の大統領候補を大きく左右する「スーパー・チューズデー」がある。

現時点では、民主党はヒラリー・クリントン前米国務長官、共和党はドナルド・トランプ氏が有利と見られている(関連記事:民主党はヒラリー・クリントンで固まるかーサウスカロライナ州で圧勝)。では、実際に事前の世論調査ではどのような結果になっているのか、それぞれ見ていきたい。

 

民主党は11州のうち9州でクリントンが優勢

バーニー・サンダース上院議員は地元バーモント州で優位を保ち、リベラルなマサチューセッツ州で追い上げを見せている。しかし、選出大議員数の多いテキサス州、ジョージア州、テネシー州はいずれもクリントン氏が優勢だ。

28日、民主党全国委員会で副委員長を務めるガバード下院議員がサンダース氏支持を表明、これで4人からの支持を集めることに成功したが、クリントン氏にはすでに200人近い議員が支持を表明しており、これから巻き返すのは厳しいだろう。

 

Real Clear Politicsのデータから筆者作成
Real Clear Politicsのデータから筆者作成

 

共和党はクルーズがテキサス州など一部対抗

テッド・クルーズ上院議員は選出代議員数が155人もいる地元テキサス州では優勢だが、議員数76人のジョージア州、58人のテネシー州ではトランプ氏が優勢となっている。さらに、28日ジェフ・セッションズ上院議員がトランプ支持を表明している。上院議員がトランプ氏を支持するのは初めてだ。

一方、「主流派」として期待を集めるマルコ・ルビオ上院議員にとっては厳しい結果となることが予想される。

 

Real Clear Politics & FiveThirtyEightのデータから筆者作成
Real Clear Politics & FiveThirtyEightのデータから筆者作成

 

「スーパー・チューズデー」の2週間後の3月15日に実施されるオハイオ州、フロリダ州、イリノイ州、ミズーリー州、ノースカロライナ州などでの予備選挙では、勝者がすべての代議員を獲得する「勝者総取方式(winner-take-all system)」に移行する。今回もしトランプ氏がほとんどの州で首位を獲得すれば、15日にも勢いそのままに早期決着することもありえるだろう。

 

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